加藤寛一郎著、航空機力学入門を読み進めています。
航空力学の本は、読んでいてなんとなくいいかげんだなぁと感じるものが多いのですが、
これは素晴らしい本ですね。
昔はこの手の工学書をよんでもせいぜい定性的なことが読み取れる程度でしたが、
数学的な準備がわりとできた今は、議論の流れがわかって楽しめるようになりました。
同氏の隠された飛行の秘術や、東昭著模型飛行機と凧の科学は、飛行力学、
特に低レイノルズ数でのそれを扱うに当たってのバイブルだと思います。
なんというか、低い低いとはいうものの、普段接する現象のレイノルズ数はこのあたりなので
本のバリエーションが増えて欲しいなぁと常々思っています。
ちなみに、矢上には両書とも置いてありません。なぜかSFCにあります。
実家近くの各務原市立図書館は、さすがというか航空関係の本がやたら充実していました。
アレを基準に県の図書館を覗いてスーパーがっかりした覚えがあります。
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